岐阜のお米屋 ハーブ使用で化学肥料99%削減のお米
こんにちは。岐阜のお米屋。お米の熊田です😀
石見高原ハーブ米きぬむすめが入荷されました。
雑誌日経トレンディにて今食べて欲しいお米として、
2017年に全国のお米屋さんの投票で195銘柄の中から選出された大賞受賞のお米です🍚
安全な米作りを実現するためには、農薬や化学肥料は極力避けたい。
そこで注目したのは、ハーブの一種で多年草のレッドクローバーというハーブ🌿
このハーブは、空気中の窒素を土中に取り込む根粒菌が付着する特性があります。
秋の稲刈り後に水田でハーブ(レッドクローバー)を育て、
春の田植えの前にそのまま土に漉きこみ、肥料にしています‼️
効果としては稲の生育の邪魔をする雑草が生える前にハーブを
生えているから雑草が生えにくいです🌾
田植え後は根粒菌の力で得た窒素を利用し化学肥料は極力使用せず、
追加する肥料はすべて天然有機肥料に限定する事により、
化学肥料を99%使用しない栽培を行っております❣️
石見高原では、平成15年から田植え後は化学肥料を一切使用せず、
田植え前の水田で育てたハーブを土に漉きこむ農法で米作りを始めました。
もともとコシヒカリなど米作りの盛んな土地だったが、
よりおいしい米をと考えたとき、”安全”は一番重要な項目となった。
「今まで当たり前に使用してきた農薬や化学肥料を見直すことから始めました。」
ハーブ米の生産者は語る❗️
実際、稲の病気や除草の手間など、苦労は多い。
「身体にいいものを届けたい」一心で、少しずつその難題をクリアしてきた。
しかしこだわりはハーブだけではない。
化学肥料は極力使用せず、追加する肥料はすべて天然有機肥料に限定。
さらに農薬も通常の5割程度に抑え、環境にも人間にも優しい米作りを進めている。
「ハーブがよく育った田んぼは稲の収穫量も多いんです。やっぱりハーブのおかげですね。」
ハーブ米といっても、ハーブの香りがするわけではない。
ただし、”甘みが強い””粘りがいい”など、味の評価は抜群だ。
毎年行う食味検査でもそのおいしさは実証済みで、
一度食べたら忘れられない味として人気になっている。
おいしさや安全性を考えた農法が、環境にも大きな変化をもたらしている。
ここ数年継続して行っている「田んぼの生き物調査」では、
糸ミミズ・おたまじゃくし・かえる・たがめ・ヒルなどが確認され、
種類もその数も年々増えていることがわかった。
ミミズがたくさんいるという事は農薬が少なく土が肥えている証拠でもあります。
中国山脈から湧き出る雪どけ水から成る江の川水系の川には、
国の特別天然記念物であるオオサンショウウオが数多く生息しています。
こうした豊かな水と、山間地特有の昼夜の寒暖差が大きいことから
籾の充実が良く、うま味のあるお米へと育ちます🍙
栽培品種の「きぬむすめ」は、コシヒカリと比較して
3~4週間栽培期間の長い品種で、食味低下の原因となっている
夏場の高温期を避ける形で実が熟れていきます。
当地域では、この実の熟れる時期にお米の生育に適した
平均気温22℃前後で、夏は日中は暑いですが、
朝はふとんが手放せない寒さで昼夜の寒暖差が約10℃と
なるため良食味・良品質なお米へと育ちます❣️
ハーブ米きぬむすめはモチモチとした食感で噛んだ
瞬間口の中にクリーミーな甘みが広がりとても食べやすいお米で
毎日食べたくなるようなお米です