いつまでお米屋さんを続けてください 岐阜市のお米屋。

こんにちは。岐阜市のお米屋。お米の熊田です。

普段、当店へは色々なお客様がみえますが、

例えば以前はスーパーやJAで購入していたけど、お米が美味しくないので

美味しいお米が購入出来ないかとネットで調べたら

当店が出て来て気になって来ましたとか、

また親族が米作りをしていたけど米作りを

辞める事になったので、お米を購入したいと

ネットで調べてご来店頂いたり

地元のお米屋さんが辞められたので、

お米屋さんでお米を購入したいとネットで

お米屋さんを調べたら当店が出て来たと

言われ、それこそ今日はどちらから見えたんですかと

聞いてみると羽島、大垣、輪之内等から来たと言われ

驚いています。

現状お米屋さんは、後継者難や経営者の高齢化の影響で

全国的に年々廃業される方が増えていて岐阜でも

お米屋さんの小売組合は10年以上前に解散しております。
それこそ自分が住んでいる校区も岐阜駅の近くという立地も

ありますが最盛期の時はお米屋さんが10軒ほどありましたが

今では営業しているのは当店のみです。

自分自身も以前に学生時代の同級生と偶然再会した時に

「今仕事何をしとるのと」聞かれ

「今も自営で米屋をしとるよ」と答えたら

「えっ米屋てまだあるのと!」驚かれた事があります。

そうした世の中の厳しい現状の中、

お米屋さんをネットで探してご来店頂いているのは

とても有難い事です。

また、今までお米屋さんに来た事が無かったいう方が

ネットで調べたのがきっかけで当店に来店された際に

お米屋さんで初めてお米を買いますと言われたり

普通のお米屋さんだと思って来てみたら

とてもお米にこだわっていて岐阜にも

こんなお米屋さんがあるんですねと驚かれ

毎回来店する度にお店の方に聞きながら色々なお米を

選ぶのが楽しいと言って頂いております。

最近はそうしてご来店頂いている方から

いつまでもお米屋さんを続けてください

言われる事があります。

自分自身、そう言って頂けるととても励みになります。

これから米業界も益々厳しい現状ですが、自分自身微力ですが

頑張って行きますので応援よろしくお願いします。

お米の熊田は全国各地のこだわりの産地のお米を

仕入れるようになり10年以上経ちましたが、

以前はお米は地元の卸さんからのみお米を仕入れておりましたが、

しかし全国各地には全国的には知名度なく

一般では流通するほど大量に生産はしておりませんが

栽培技術が高く美味しいこだわりのお米を作っている

産地があるという事を知って各産地のお米を

仕入れて食べてみたらとてもお米の美味しさに驚きました。
例えば同じ新潟のコシヒカリでも今まで地元の卸さんから仕入れていた

新潟コシヒカリとこだわりの産地の新潟佐渡のコシヒカリを食べ比べた際に

同じ新潟のコシヒカリでこんなに違うのかと驚きました。
また美味しいお米として有名な魚沼も以前に地元の卸さんから仕入れて
食べてみたらそれほど美味しいと思わなかったので、

当店では魚沼は販売しておりませんでした。
たまにお客さんから魚沼コシヒカリがありますかと聞かれても

当店では販売しておりませんでした。
しかし現在販売している北魚沼コシヒカリは魚沼の中でも極上の
魚沼という話を他県のこだわりのお米を販売しているお米屋さんに

教えて頂き実際北魚沼コシヒカリを仕入れて食べてみたら
とても美味しくて驚いてこれが本物の極上の魚沼コシヒカリだと

確信しました。

今では当店では魚沼と言えば北魚沼コシヒカリと自信を持って販売しています。

しかしここ数年ですが、田植えがされていない所が

多くみられます。生産者の高齢化と、低価格化、消費減の関係ですが、

今また、コロナの影響で、大手卸元や農協はかなりの

1年産、2年産の在庫調整を保有していると、言われていますので、

絶対量は米に関しては大丈夫ですが、仕方ないですね。

また、ロシアの影響で、諸々の輸入品他の高騰が

一番心配事です。

なお、小麦の国内産は増えていますが。

また、食料、家畜の餌、肥料の殆どは輸入に

頼っているのが、心配です。

日本の米作り農家さんの離農率は高いです。
高齢化と継承者不足が原因ですが、仕方がないです。
米所の新潟でも離農率が高く、その離農者の作付けを

受ける農家さんも限界まで来ているようです。
でも、毎年10万トン〜15万トン米の消費減が

続いていれば帳尻があって来ます。

日本の人口が1億人を切る頃には、

それに見合った作付けになっているのでは。

その頃には自分はこの世に居ませんが

その時代の光景はあの世でしか見られせんが、

どんな光景になっているのでしょうね。

お米は天照大神からの授かり物です。

その授かり物のお米が再び日本を

救ってくれると信じています。

今では安心安全で美味しいお米を

お米の熊田は全国各地から15種類のお米を

取扱うようになりました。

今後も日本の食を守る新たな産地の

発掘を続けていきたいと思っています。

そして、今後もこだわりの米産地の皆さん

にもっと多く安心安全で美味しいお米を

生産していただき、是非みなさんに

もっと極上の美味しいお米たくさん召し上がって

いただきたいと願っています。

食糧危機が迫った時にお米の大切さを

日本人が知ることになります。

「コメ屋を続けていて良かった」
そんな想いを感じられる日が近いもしれません。
それまで頑張って行きたいと思います

 

岐阜のお米屋

 

 

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