岐阜市の美味しいお米屋 沈黙の中に隠された深い愛情 – 当店に寄せられた温かな言葉
岐阜市のお米屋お米の熊田は、JR岐阜駅の南口から徒歩5分の小さな街中でにひっそりと営業をしています。
地元の人々に支えられながら、私たちは日々、精米の音に耳を傾け、お米の香りに包まれて過ごしています。
しかし、最近、当店の将来について考えることが増えました。かつては地域に10軒ほどあったお米屋さんも
今や当店のみ。全国的にもお米屋さんの数は年々減少しており、私たちもその波に飲まれるのではないかと
不安を感じていました。
そんなある日、いつも通りにお店を開けていると、いつも一人で静かにご来店されるお客様が訪れました。
このお客様は、今まであまりお話をすることがなかったのですが、この日は少し話をする機会がありました。
その方が当店を知ったきっかけを聞いてみたら、通勤途中に偶然見つけたということ。
そして、「店主さんの人柄も良く、今では大事なお店です」という温かな言葉をいただきました。
私は、物静かな印象のそのお客様に、これまで必要最低限の会話しか交わしてこなかったことを思い出しました。
しかし、その内に秘めた感謝の気持ちを聞いて、私たちが提供するお米やお店の雰囲気が、どれだけお客様にとって大切なものであるかを改めて感じました。
お客様はさらに、「当店のようなお米屋さんは岐阜では他に無いので、無くなったら困ります。自分にとって大事なお店です」とおっしゃってくださいました。私たちが抱いていた不安や将来への懸念に対する、そんな熱い言葉は、私たちにとって大きな励ましとなりました。
この出来事は、当店にとって大きな意味を持ちます。お客様一人一人がどれだけ当店を大切に思ってくれているかを知り、仕事に対する情熱が新たに湧き上がりました。当店が地域の人々にとって、ただのお米を売る場所ではなく、心のこもったサービスと温かな笑顔を提供する大切な存在であることを再確認しました。
当店はこれからも、お客様一人一人の期待に応え、岐阜の街角で小さなお米屋さんとしての役割を果たし続けます。
お客様の「大事なお店」として、これからも皆様の食卓に喜びと満足をお届けできるよう努めてまいります。