新ブランド米続々誕生
こんにちは。岐阜のお米屋。お米の熊田です。
連日猛暑が続いておりますが、皆さんお元気ですか。
夏バテ予防の為にもご飯をしっかり食べて下さいね。
当店では全国各地のこだわりのお米を販売しておりますが、お客さんは当店に
来店される度に色々とお米を選んで購入しておりますが、
お客さんから「ここへ来ると天使の詩やふくまる等めずらしい名前のお米が色々あるねー」
とか「毎回お米を食べ比べてみるとそれぞれ特色があって面白いねえ。」と言われる事がありますが、
お米の銘柄といえばコシヒカリが有名ですが、最近は各地でご当地銘柄が続々と誕生しております。
その背景としてはここ数年の温暖化現象の影響で従来の品種のお米の栽培が厳しくなり、
高温や病気に対応する品種の開発が全国各地の農業試験場で活発になり、佐賀県では暑さに強いお米として
さがびよりが誕生しました。岐阜の人からすれ初耳の人もいるかもしれませんが最近では
佐賀県のお米はお米業界では美味しいお米の産地としてとても人気があります。
また以前はお米作りには適さないと言われていた北海道がここ数年の本州の温暖化の影響で
美味しいお米作りには適作な環境になりさらに北海道に適した品種改良の努力の結果、
この10年の間にゆめぴりか。ななつぼし等の銘柄米が誕生しています。
今や、北海道は量のみならず、質も兼ね備えたコメどころに成長しました。
またコシヒカリというと世間のイメージとしては新潟県のお米だと思っておられる方が多いと
思いますが、じつはコシヒカリの生誕の地は福井県です。
それで昨年コシヒカリを誕生させた福井県がコシヒカリを超えるお米として
6年の歳月と10万種の中から誕生させた待望のお米のいちほまれ
の試験販売がありましたが、試験販売いう事で主な販売先が首都圏及び福井県内でしたが、
昨年当店も少しだけ分けて頂き販売をしましたが、お客さんからの反応も良く、
最近も昨年購入されたお客さんから今年はいちほまれは
購入出来るのですかという話もあるので、今年の秋の入荷が待ち遠しいです。
最近は各産地間の競争もより一層激しくなり地域で一体になりお米作りに励んでおりますので、
とても楽しみです。
消費地の米屋としては、全国各地のそれぞれ個性のあるこだわりのお米を
色々と食べて欲しいと思います。